さちクリニックについて
診療方針
心の健康・変調が複雑化している時代に、私たちができること。
開業当時に感じていた以上に、いま、心の治療機関の必要性が高くなっています。
女性の生き方の多様性や、伝統的な女性像との葛藤などにより、女性自身が人生設計のモデルを持ちにくく、心の健康への影響が現れやすい時代なのです。
病状そのものの問題もありますし、それ以外にも人間関係の問題、環境や時代背景など、心の変調をいくつもの層にわたって考えながら、治療に取り組んでいます。
クリニックは高田馬場駅からすぐという、とても便利な場所にあります。
落ち着いた空間で、ご自身の訴えを医師と落ち着いて話せるような診察空間、診療環境を整えています。
- 女性のメンタルな問題に関心を持ち、女性が訪れやすい、かかりやすいクリニックを心がけています。
- 働く女性が受診しやすい時間帯を設定していますので、仕事が終わったあとにゆっくり受診していただけます。
- 医師の治療のほか、時間をかけて自分を見つめる取り組みをする、
心理療法の部門(サイコセラピー室ご案内はこちら)を併設しています。
医師と臨床心理士が連携を取り合い、治療の層がより厚くなる工夫を心がけています。 - 女性がかかりやすいクリニックは、男性にとってもかかりやすいように思います。
どうぞご相談ください。
クリニック概要
- 名称
- さちクリニック
- 所在地
- 〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-14-9 明芳ビル501号 [地図・アクセスはこちら] - 電話番号
- 03-3208-5848
- FAX
- 03-3208-5316
- 開業年
- 1988年
- 診察科目
- 精神科、神経科、心療内科
- 診察時間
受付終了は各診療終了時間の30分前です。- 休診日
- 日・祝日 ※年末年始、GW、お盆の休診があります。
さちクリニックmini展覧会
待合室で「さちクリニックmini展覧会 2023.7〜2024.6」を開催しています。
私は2025年に大阪の再開発地区にオープンするホテルのアート提案の仕事をしています。2021年から始まり約4年に渡るプロジェクトです。今まで色々なアート提案のお仕事をさせていただきました。しかし、ホテル全体のアートを建築計画の段階から関わるのは初めての経験です。多少不安もありましたが、デザイナーは世界で人気の有名な建築家です。『面白そう』と気楽な気持ちで参加致しました。
施主の不動産会社、ホテルブランドの担当者、建築家、インテリデザイナーから様々な要求が出されました。日本の文化や伝統、大阪らしさ、ブランドの高級感、お客様がリラックスできるように、など様々な役目をアート作品で担わなければなりません。エントランス、宴会場、廊下、レストランの彫刻、大壁面アートなど共用部、そして250室の客室、、、2000以上のアイテムがあります。
目が回りそうな忙しさの日々が続き、気楽に引き受けたことを何度も後悔いたしました。しかし、途中で投げ出すわけにもいかず、完成を楽しみに最後まで頑張るつもりです。世界そして日本で現在活躍するアーティストの作品、伝統の工芸品などをお客様に楽しんでいただきたいと思っております。
さちクリニックで展示をさせていただき17年、私の作品で展示させてからは5年目になります。自分の作品を作ることの楽しさを改めて実感いたしました。
いつも試行錯誤を重ねスケッチをして作品を作っていきます。しかし、今回は下絵用のポスカや、マジックでキャンバスにオートマティックに線を描きました。色を重ねると面白い効果が現れてきました。一本の線が人間の一生のように思えてきました。生を受けてから様々な出会いや交わりがあります。勢いよく線を描くのは様々な制約から解放され楽しい作業でした。まさしく人生いろいろ、タイトルは「人生」と致しました。皆様に楽しんでいただきたと思っております。
- Yuko Sakurada 桜田 裕子
- 1949年 福岡県生まれ。
1973年 Accademia di belle Arte di Roma(ローマ芸術大学）入学。装飾学科でSante Monacheshiに学ぶ。
1977年 Accademia di belle Arte di Roma(ローマ芸術大学）卒業。
1977年 Roma Soligo画廊にて初個展を開催する。
1978年 帰国。
1981年 銀座シロタ画廊にて個展を開催する。
1996年 展覧会の企画やアートコーディネター活動を始める。
2019年 作家活動を再開する。
企画 アルテッセ 桜田裕子 ホームページ：http://www.artesse.jp